就労移行支援事業所って知ってますか?
平たく言うと精神・発達・身体障害者向けの就活サポート屋さんです。
最近(でもないけれど)、就労移行支援事業所のチラシが我が家にポスティングされてて初めて知りました。
私が適応障害で絶賛引きこもり生活している時にこの制度を知ってれば、たぶん相談だけでも行っただろうなぁ〜と思います。
だって精神疾患でブランクがある場合、大手の転職支援サービスでは「難しいですね…」と渋い顔されちゃいますからね。
今回は、精神・発達・身体障害で社会復帰に悩んでいる人に教えたい!
そんな就労移行支援事業所について調べたので書いていきます!
就労移行支援とは
• 障害者総合支援法に基づく障害者向けの就労支援サービス
• 対象は、一般企業への就職を目指す障害のある方(65歳未満)
• 就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートをおこなう
そんなサービスです。
このサービスを地方自治体から指定を受けて提供しているのが、就労移行支援事業所と呼ばれる施設です。
就職するまではこの施設に通ってもらって
• 職業訓練
• 就職活動のサポート
を受け、就職したら、職場定着のサポートを受けることができます。
↓ポストに投函されていたチラシ。凄く分かり易くて、参考になりますよね。
料金について
料金は、このチラシの業者はお昼込みで無料(すげぇ~!)みたいですが、全ての業者が無料というわけではないようです。
興味が湧いたら、自宅近隣の業者ホームページを見てそれぞれの料金を確認しなきゃですね。
就労移行支援事業所に頼るメリット
個人的にいいなと思ったのが、社会福祉法人やNPO法人、民間企業がサービスを提供しているというところ。
「職業訓練」「就職活動のサポート」と聞くと、ハローワークと大差ないんじゃない?と思いがちですが、行政以外の営利・非営利団体が運営しているという事で、求職者に幅広い選択肢が与えられます。
当然、業者はピンキリ(例:清掃会社ばかり紹介される、サポート内容が微妙、スタッフに難あり)ですし、その点デメリットではありますが、
ちゃんと調べて選んでいけばハローワークで仕事探しをするよりも、より良い条件で就職活動を行っていけます。
軽く業者をググってみたけど中々良いじゃん!
↓何となくググってみたんですが、こちらの民間業者なんて、カラフルで明るい事業所を構えているし、そういった事業所が全国各地にあるし、パナソニックやサイバーエージェントといった有名企業の子会社に就職した実績もあるみたいです。
就労移行支援のLITALICOワークス | 障害のある方の「働く」を支援
※アフィリエイトじゃありませんよ!
もし、かつての私のように「人と関わりたくない」「社会に出るのが怖い」「でもニートのまま老いるのも怖い」という人が周りにいたら、「とりあえずここに行ってみなよ!」って勧めると思います。
それくらい良いなと思いました。
こういう風に、サービス内容だけでなく内装とか場の雰囲気にも気を配れるのは、さすが民間企業ですよね。
選択肢を広げるだけじゃなく、明るい場所に行って気分を高揚させるという意味でも、求職者にとっては良いことだと思いますので、悩んでいる方は一度相談しに行くといいかもしれませんね。
結論
- 就労移行支援事業所は、精神・発達・身体障害がある人や、疾患就職ブランクがある人の強い味方。
- 行政以外の営利・非営利団体が運営しているので、仕事の選択肢が広がる。
- 行政以外の営利・非営利団体が運営しているので、業者によってサービスはピンキリ。ちゃんと調べて、見極めるべし。
- 「社会に出るのが怖い!」「でもニートのまま老いるのも怖い!」と悩んでいるなら、とりあえず近所の就労移行支援事業所を調べて相談してみるといいかも!