サラリーマンを辞める!
私にとっては、大変嬉しいイベントでしたが、そこで心配になるのが、保険証。
だって保険証の有効期限は、退職日当日までですからね。
健康保険入ってないと、医療を安く受けられないですからね。
健康保険に入っていない僅かな期間に、運悪く大けがでもしてしまったら大変です!
今回は、大学卒業してからずっと会社員だった私が、生まれて初めて扶養に入る手続きをしたので、そこで学んだ手続きの事をザックリ書き残していきたいと思います。
「扶養とは」とか「健康保険とは」みたいな“そもそも論”はいいから、扶養申請の流れを手短に知りたい!
こんな方にオススメです。
【事前準備】『健康保険被扶養者(異動)届』を手に入れる
事前準備として、『健康保険被扶養者(異動)届』を手元に準備しなければなりません。※組合によっては、名称が微妙に違うかもです。
長々と分かりづらい書類名ですが、要するに「この人を扶養に入れてくださーい!」というお願いをするための書類となります。これがなくちゃマジで話になりません。
じゃあ、この書類はどこで手に入れるのか?
結論、扶養してくれる人の会社・団体の人事に問い合わせてください。
私の場合、旦那さんが会社に問い合わせてくれて、そしたら1週間後くらいに書類一式が郵送されてきました。
もし連絡してもマトモに返事をくれないようなポンコツ人事or総務なのでしたら、加入しようとしている健康保険組合or協会に直接連絡してみましょう。
用意するもの
必ず提出すべき書類
ここに記載するものは、どの組合/協会でも大抵必要な書類になりますので、扶養に入ると決まったらすぐ手元に準備しましょう。印鑑もお忘れなく!
- 健康保険被扶養者(異動)届
- 年金手帳(コピー)
必要に応じて提出すべき書類
ここに記載するものは、失業したとか、内縁の妻であるとか、1年以上無職だったとか、障害者であるとか、外国人であるとか……扶養に入ろうとしている人の状況によって提出を求められる書類になります。
組合/協会によって提出すべき書類が違ってくる為、以下に記載した書類は全てではありません。あくまで参考です。
どんな状況にある人が、どの書類を添付しなければいけないのかについては、各健康保険組合/協会のホームページに書かれていたり、「健康保険被扶養者(異動)届」を取り寄せた際に説明書きが同封されていたりします。
行政系の書類は、発行に時間がかかったり、平日にしか取りに行けなかったりするので、早いうちに確認しておきましょう。
- 扶養関係現況書(私の場合、郵送されてきた書類に含まれていました。)
- 離職票(ふつう退職後2週間以内に郵送されるものみたいですが、郵送されない場合もあるので、その時は退職した会社の人事に問い合わせましょう。)
- 退職証明書
- 住民票(私は提出しなくてOKでしたが、webサイトによっては住民票を必ず提出すべき書類として紹介している所もありました。要確認です!)
- 課税証明書
- 戸籍謄本
- 被扶養者申請誓約書(組合の指示に従って、手書きで誓約書を書きました。)
- 申立書
- 国民年金第3号被保険者資格取得届 ※
- 外国人登録原票記載事項証明書
- 遺族年金裁定(改定)通知書
- 障害者手帳
- 障害年金改定通知書
- 医師診断書
↑ちなみに、赤文字のものは、私(会社員→退職→旦那の扶養に入る)が実際に提出した書類です。私と同じようなケースの方で、まだ情報収集出来ていない方は、とりあえず赤字の書類を覚悟しておくと良いでしょう。
配偶者を扶養に入れようとしている場合に必要な書類ですが、組合/協会によってこの書類が必要・不要かが分かれるみたいです。配偶者がいる人で元会社員だった方は、提出すべきか否か要確認です。
因みに私の加入する健康保険の場合は以下の通りでした。
- 時系列的に【結婚】→【退職】ならば、扶養の事由が「離職」➡不要
- 時系列的が【退職】→【結婚】ならば、扶養の事由が「結婚」➡必要
注意点
まずは提出期限を確認しよう!
私の場合ですが、とある書類について「んなもん間に合うわけないじゃん!」っていう提出期限がありました。
それが、離職票です。
私の場合、
【退職日】7月末
【被扶養スタート】8月1日
だったのですが、全書類の提出〆切が7月20日でした。
退職日が7月末なのですから、当然、離職票の発行は8月1日以降です。
こんなん、期限に間に合う訳ありません。(汗)
凄く焦りましたが、「健康保険被扶養者(異動)届」を取り寄せた時の同封書類に、「遅れる場合は事前に連絡すればOKだよ」っていう記述があったので、電話して、無事扶養に入ることができました。
あと、そもそも現職で働きながら書類を集める・記入するって結構大変です!
早め早めに行動すれば、期日までに何が準備出来て、何が準備できないのかが分かります。
もし期日までに準備できないものがあるのなら、担当者に事前に相談することが出来るし、中には後日提出OKな書類もあるので、無駄にイライラしなくて済みます。
面倒くさくても早めに動こう
最後に……
至極当然の事ですが、健康保険に入っていないと安心価格で医療を受ける事が出来ません。
「面倒だからぁ~」と申請を後回しにしている最中、運悪く病気にかかってしまったら、高額な医療費を払わなければならなくなります。
実家や旦那さんが金持ちならいいですが、そうでない限りは結構な痛手です。
だから、扶養にはいろうと決めたら、どんなに面倒くさくても、自分にムチ打って早めに行動するようにしましょう。