こんにちは。
私は2022年8月下旬にカナダへ渡航するのですが、航空券で4万円近く損してしまいました。
理由は、トランジット先の台湾の渡航状況をきちんと把握していなかったからと、燃料費の値上げタイミングを把握していなかったからです。
私が航空券を買った2022年5月、コロナ対策の一環として、台湾は厳しい渡航制限(トランジット含む)をかけていました。
しかし、私が購入した楽天トラベルではそんな警告が一つも無く、「トランジットついでにプチ台湾旅行だ〜♪」みたいなノリで、何も疑うことなく台湾経由カナダ行きのチケットを購入してしまいました。
ちなみにお値段コミコミ11万1,760円なり・・・!安い!
それから、航空券を購入した旨を留学エージェントの担当者さんに伝えたのですが、そこで初めて「今台湾を経由することはできないですよ」「7月末まで禁止です。8月以降の就航についても、6月中旬以降の政府の発表を待たなくちゃいけないです」と教えてもらいました。
(チケットを購入する前に、航空券購入時の注意点を頂く機会があったのに・・・なぜその時話さなかったんだ!)
その事情を知ってから、自分でも台湾のコロナ対策や渡航制限を調べ始めたんですが、日本語だけだと中々情報が出てこなかったんですよね。
どうやら当時、台湾のコロナ感染者が急増していた時期で、台湾政府が緊急に導入した渡航制限だったらしく、
そんなわけで、日本語でGoogle検索するだけでは、なかなか情報が出てこなかったんです。
やっと見つけた情報も、Twitterで数名が「台湾経由のチケット使えなくなっちゃった」と相談しあっている程度のものでしたし。
その後、楽天トラベルに問い合わせましたが「うちは航空チケットの仲介屋でしかないから詳しい情報は航空会社に聞いてね(←超ざっくり要約しています)」といった回答で頼りになりません。
楽天トラベル経由で購入したチケットは、エバー航空のものだったので、次にエバー航空に問い合わせてみました。
エバー航空の電話案内の方は、耳に心地良い上品な話し方をされていて(いや本当に!)、案内もとても丁寧でした。でも結局、留学エージェントの方と言っていることは同じでした。
又、それに加えて
- 8月以降のスケジュールについては、まだ欠航になるか否か未定
- 「欠航」と決まっていない以上、キャンセル=自己都合と見做される
- だからお客様のキャンセル料金を免除するわけにはいかない
とのことでした・・・。
モヤモヤした気持ちをグッと我慢し、ここで楽天トラベルのキャンセル料金を確認してみました。
A:航空会社の定めるキャンセル料金12,000円
+
B:楽天トラベルのキャンセル料金一律3,150円・手配手数料540円
↓
合計:15,690円
購入してまだ3日も経っていないのに、取り消すだけで15,690円ナリ・・・。
(新幹線乗って実家に帰れる額だぞコレ・・・。)
いや、確かにさ、こんなご時世なのに、経由国の状況を調べなかった私も悪いですよ。それは認めます。
でも私は、人間の力ではどうにもならない天変地異や大きな事故が起こらない限り、確実に飛ぶと決まっている飛行機に乗りたくて予約したんですよ。(みんなそうだと思うけど)
その日、飛ぶか否かも分からない、ギャンブル航空券が欲しくて予約したんじゃないんですよ。
なのに、
※現在、台湾政府はコロナの状況を鑑みてトランジットを見合わせている状態にあります。渡航制限の解除日は現時点では未定です。
こういった警告文を表示させずに、あたかもちゃんと飛ぶみたいな体で販売しているのはどうかと思うのですよ。
とまあ、こんなふうに、具体的なキャンセル代金を知って、益々モヤモヤしちゃいました。
でも、お金がもったいないからと言って、このギャンブル航空券を持ち続けるわけには行かないのです!
ちゃんと飛べば結果オーライだけど、万が一、8月の出発日にも台湾を経由することが出来なかった場合、
新しい航空券を買い直すにも高い席しか残っていないかもしれないし、そもそもこの日のチケット自体がsold outしているかもしれない。
という訳で、いろいろ調べて考えた結果、台湾経由のチケットをキャンセルして、今度は留学エージェント経由で確実な航空券を購入することにしました。
留学エージェントから提案されていた航空券は、全部コミコミ11万5,130円!
仁川空港経由だから、施設が充実していて待ち時間が快適だし、何より安い!
エージェント経由ですと「自己都合」のキャンセル代が4万円するので敬遠していましたが、キャンセル代込みで考えてみても、今残っている他の航空券と比べたら安い部類だったので、これで購入することにしました。
しかし、またしてもハプニングが発生してしまします。
この見積もりを出してもらったのが2022年5月25日、購入の意思表示をしたのが1週間後の6月1日だったのですが、
2022年6月から燃油サーチャージの大幅値上げがあったらしく、提示されていた金額よりも2万円超高いチケット代金の見積りを再度提示されたのです。
数日の間に2万円超の値上げって・・・
(なかなか良いホテル1泊できるぞコレ・・・)
まあそれでも元が安いから、コミコミ13万6,640円。安いことには変わらないので、購入の意思も変わることは無く、この便に決めました。
でも、この値上げは事前に決まっていたと担当者さんが言っていたので、それなら5月中に値上げする情報教えてくれよって思ってしまいました。
またもや、自分のリサーチ不足を痛感しましたねぇ〜
いやでも
でもさ・・・!
こんなコロナ禍に、会社勤めしながら留学の準備をするとなると、最新情報にキャッチアップしていくのは難しいよなぁ〜
こう思ったからこそ、私は留学エージェントに頼ろうと思ったわけです。
だから、台湾の渡航制限にしろ6月の燃油サーチャージ値上げにしろ、こうした情報の出し惜しみは、プロの留学情報屋さんとして頼っていた私からすると結構残念に感じました。
まあ、サービスの殆どには満足しているんですけれどね。自分で気づくのが難しい重要情報を事前に手に入れておくことって、本当に難しいなぁ〜と実感しました。
・・・まあ、とは言ったものの!
無事、カナダ行きの航空券をお安く購入できたことには変わりません!
【1回目の購入(台湾経由)】111,760円
【キャンセル費】15,690円
【2回目の購入(韓国経由)】136,640円
▶︎▶︎【最終的に支払ったチケット代金計】152,330円
※台湾経由のチケット代金とキャンセル代金の差額(96,070円)は約2ヶ月後に返金されました。
ちょっと遠回りしてしまいましたが、日本・カナダ間の航空券にしては、安く抑えられた方かと思います◎
でも
でも(まだ言うか)
もし自分がきちんと下調べをしていれば、
【キャンセル費(15,690円)】+【燃油サーチャージ費(21,510円)】
=37,200円
4万円近くのお金が浮いたってことになりますからねぇ・・・。
(結構いいホテルに1泊できるぞコレ・・・)
うう・・・(´;ω;`)泣
ということで、まとめます。
- 最終目的地だけではなく、経由地の入国情報も自分で調べておくこと。特にコロナ禍では、十分な告知なしに渡航制限がかかることがあり、Google検索では中々情報が出てこないこともある。なので、人やエージェントに聞いたり、Twitterを漁るなどいろんな方向から情報収集をすること。
- 燃油サーチャージの値上げ情報にも気を配ること。
- 留学エージェントに期待しすぎないこと。知りたい情報は、自分から引き出しに行くこと。
ではではまた~ノシ