私のタロット活用法
私のお家にはタロットカードがありまして、考え事をしていて「これ以上考えても分からないなぁ〜」と行き詰まった時にタロット占いをします。
それ以外にも「今日なにしよ」と思った時や、「実家の犬は私のことを何者だと思っているのだろう」と疑問に思ったとき(笑)に、軽い感じで占なったりもします。
タロットカードを手にして2年ほど経ちますが、こんな風に、タロットはもう私の日常の一部になっています。
もともと都市伝説が好きなのと、過去に相談しに行った占い師さんが凄く良かったので、タロット占いに興味を持ったのが始まりですが
使っているうちに
タロットカードは、思考を整理するための道具である
ということに気がつきました。
聞き役としてのタロットカード
なぜ【タロット=思考整理ツール】なのかを説明するために、まず、タロットカードの最も簡単な占い方を紹介します。
占い方はとっても簡単。
- 質問をする。
- カードを一枚引く。
- 引いたカードを読み解く。
こんな感じ。おみくじみたいですよね。
例えば
最近カレシに避けられている気がします。どうすればいいですか?
と質問して、【審判】のカードが出たとします。

これは、天使のラッパによって棺から屍人が蘇るシーンを描いており、
そこから、忘れられていた過去のことが(何らかの形で)蘇るということを示唆したカードになります。
だから、今回の質問の場合・・・
- 過去にカレシとトラブったことはないか?
- あなた自身が、過去にカレシを裏切るような行為をしたことはないか?
- カレシと元カノとの関係は?
- もしくは、何か重要な約束を忘れてはいないか?
→ それが影響しているかもよ
という回答を、カードから読み解くことができます。
でも、これって「どうすればいいですか?」という質問の答えになっていませんよね。
こんな観点から考えてみてはいかがですか?
という、切り口の提案でしかないですよね。
もちろん、このあと「具体的にどうすればいいですか」と質問を投げかけて、もう1枚カードを引くこともできますが、
結局それも同じことで、タロットカードが提示してくれるのは、
具体策が知りたいのであれば、こんな事についても考えてみてはいかがですか?
というような、考え方の視点でしかありません。つまり、
どんな相談にものるし、考え方のヒントも出すよ。
でも、最終的な答えは自分で出してね。
これが、タロットカードなのです。
(気付きはあるけれど、実際にどうするかは自分次第・・・という点で、自己啓発本にちょっと似てますよね。)
多面的な視点が 現実的な「答え」に繋がる
私は、カード自体に特別な魔力が宿っているなんて思いません。
でも、魔力なんて無くとも、一つの問いかけに対して、カードを引く→考える→さらにカードを引く→考える・・・という行為を繰り返していくことで
一つの物事について多面的に考えることが可能となり、最終的に精度の高い(=現実的な)解答を得ることに繋がります。
私を含め多くの人たちが、タロットカードにスピリチュアルな魅力を見出してしまうのは、こうした自問自答〜最終的に答えを得るまでのプロセスと、答えを見つけられたことへの喜び、そして、タロットカードの呪術的な絵柄が原因なんだと思います。
もちろん、一番いいのは人に相談することなんでしょうけれど、でも、内容によっては人に言えない悩み事とかありますよね。
そんな時に、タロットカードは大変有益なツールになってきますよ。
▲ちなみに私が使っているタロットカードはこちら。
▲タロットカードを読み解く際に参考にしています。
▲こちらは書き込み式のテキストで、タロットカードの独学するのに使いました。
興味があったらぜひ参考にしてみて下さい。
ではではまた〜ノシ