「間違えて多く報酬払いすぎたからお金返して。」
「無理なら多く払っちゃった分、追加で仕事して」
(新たな業務)ぽーんっ
クラウドワークスでこんなクライアントに当たったことがあります。
今回は、こんなひどいクライアントに当たった時の体験談と対処法を書き残していきたいと思います。
- クラウドワークスやランサーズで地雷クライアントに当たってしまった。
- 地雷クライアントの撃退方法を知りたい。
そんな方のタメになるかもしれない体験記です。
借り作り系クライアント
業務開始前からヤバい匂いはしていた
このクライアント
- 募集時に提示している報酬と実際の報酬が全然ちがう
- 契約してからアダルト案件を匂わせてくる
- 時々日本語おかしい
- 後出し系修正指示が多い
など……
そもそも業務開始の段階から、なかなか怪しい匂いのするクライアントでした。
このメッセージもらった時点でやっぱ無理って取引停止&契約破棄しようとすればよかったものの
当時クラウドワークス新参者だった私は、少しでも実績が欲しくて、少しでもサイト内の信頼を得たくて、
NOと言えず、業務を開始してしまいました。
結果、受注してから業務完了するまで9日もかかることとなり、80時間近くの時間をこのドケチクライアントに費やすことになりました。
ことの発端
ヤバい奴は最後までヤバかった
「低単価でもいいや!」という意気込みで怪しい案件を受注してしまい、
ものすごくキツイ思いをしてやっと納品した私。
しかし!
やっぱりヤバい人は最後までヤバいものですね。
このクライアント、払う報酬を間違えて?多めに支払ってきたのです。
まあ、「多めに」と言っても、募集時に提示していた報酬分(=5,500円)なんだけどね……
多めに支払われた報酬額を見た私は内心「ラッキー♪」と思いましたが、待てよ……と。
このまま報酬を受け取ったら、あとから何やかんや言われてイザコザに発展するかもしれない。
あのクライアント、ものすごくケチだし、日本語おかしいし、
もしかしたら多めの報酬は罠かもしれない。
そう思った私は、このクライアントにこんなメッセージを送りました。
クライアント「報酬払いすぎました~(てへっ」
するとクライアント。
いや、ミスだったんかーーーい!
相手のミスをカバーするために、こちら側が返金に手間をかけるのは正直面倒だなぁ~と思いましたが、
トラブルがダラダラ続くのは避けたいので、クラウドワークス受注者用の操作画面をくまなく探しました。
でも、返金ボタンはどこにもありません。
更にクラウドワークスサイト内のQ&Aや、ユーザー間の知恵袋的なサイトを調べてみた結果、
受注者→発注者への返金/送金はできないという事が判明!
内心ラッキーと思いつつ(苦笑)、先方にクラウドワークスを通しての返金はできない旨を伝えました。
クライアント「多めに払った報酬分働いて」
すると、こんなメッセージが返ってきました。
はぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~!?
おめェーのミスだろうが!
とまぁ、汚い言葉を思わず画面前で発してしまうくらい、びっくりな回答が返ってきました。
しかも……
2,500円分は返金も手間だと思いますので、
次回の作成分の前払い2,500円分としてそこから使っていただくこと可能でしょうか?
それと画像作成のご相談なのですが……【画像添付】
借り作り系クライアント メッセージ抜粋
(↓つまり)
「返金も手間ですよね」
↓だから
「もっと仕事してください」
という謎理論よw
さらに……
次回の作成分の前払い2,500円分としてそこから使っていただくこと可能でしょうか?
↓質問投げといて
「こんな感じの仕事してくださーい」
「参考画像添付しておきますね」
という図々しさよw
「前払い2,500円分としてそこから使っていただく」って日本語もおかしいし……
びっくりしすぎて、
「知恵袋で報告されているような酷い人が居たもんだなぁ~」
と、感心さえしてしまいました。(;^_^A
借り作り系クライアントを撃退する
舐めやがって……
トンデモ回答に驚いたり、トンデモすぎて逆に感心しちゃったり。
メッセもらって1分程は穏やかな心持ちでしたが、
だんだんと怒りが沸いてきました。
このクライアント、私の足元みて、不当な要求しても大丈夫だと思ってるな!
1枚500円ぽっちで、後出しじゃんけんみたいに注文・修正……を繰り返しやがって!
金額を多く支払ったのも、わざと借りを作って労働をさせ続けようという魂胆があったからだろ!
舐めやがって……!!!!
実際に送ったメッセージ
というわけで、こんなメッセージを送りました。
「そのような対応はできかねます。」
↓なぜなら
多めにお支払いされたのは完全にそっちのミスであり、
それを理由に私がさらに業務をしなくちゃいけないというのは、大変おかしな話です。
↓だから
「多めに支払って一方的に借りを作り、そのまま業務をさせようとした」という事で、
運営に通報させていただきます。
「運営に通報」というワードが強かったのか?
結果、先方からこんなメッセが届きました。
無事、クライアントに前言撤回させることができたようです^^
ヤバいクライアントを撃退するメッセージ
文章作りのポイント2つ
私が送った上記メッセ、すごく短いけれど、実はちゃんと考えて書きました。
ポイントは以下2つ。
- 客観的に状況を整理し「アナタがやっていることはこういうことですよ?」と簡潔に伝える。
- 「だから運営に報告します」と脅す。
●客観的かつ簡潔に伝えるということと、
●「このままだと○〇にチクるよ」って相手を脅すこと。
これ、ほんと重要です!
客観的かつ簡潔に伝えることで、自分の発言について、相手にわざと変な解釈されて、変な方向へ議論が展開してしまうのを防止することができるし、
脅しをかけることで、相手の更なる悪あがきを防ぐことができるからです。
主観的な感想はNG!
ちなみに、相手に苦情を申し立てる際、
「私はひどく傷つきました」
「大変失望しました」
というような主観的な感想を述べる方って多い気がしますが……
わたしだって、不快な気分になったんですからね!
このような、負の感情のぶつけあい合戦という不毛な事態を引き起こしかねないので、あまりよろしくありません。
特に相手が女性の場合、
感情論で非難すると、相手もヒスり気味に感情で返してくることがありますから細心の注意が必要です。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まぁとにかく!
感情は事実と違って、いくらでも沸いてでてきますから、
相手を非難する際には、主観的な感想は述べず、淡々と客観的事実を伝えるのがベストでしょう。