節約

【経験済】ストレス&リバウンドなし。心もお財布も豊かになる超現実的ダイエット

私は過去に過食で悩んでいました。具体的には↓これくらい太っていました。

【14歳】

身長:154cm / 体重:59㎏

まあ、下剤(コーラック)を毎日飲んでいたので、60kgは超えませんでしたが――結構太っていたでしょう?

それが、今ではこれくらいになりました。

【27歳】

身長:157cm / 体重:49㎏

この体型になるまでには、極端に食べなかったり食べたりしていて、何度もデブ→痩せを繰り返してきましたが、

スイーツやお酒といった「心の栄養源としての食事」との付き合い方をきちんと考えて、ルールを課すようになってからは、(数グラム変動はあるものの)↑この体型を5年維持し続けられるようになりました。

というわけで今回は、その「心の栄養源としての食事」との付き合い方についてお話していきます。

これを実行すれば、適正な体型を維持し続ける事が出来ますし、無駄な食費も減ります心も体もお財布もハッピーになります

ダイエットで悩んでいる方がいれば、是非参考にしてみて下さい。

心の栄養源としての食事

可愛らしいスイーツを食べに行くとか酒蔵巡りをするとか、とってもワクワクしますよね。

日々の生活の中でも、甘いものを食べたりお酒を飲んだりすると、フっと心がほぐれますよね。

こうした「心の栄養源としての食事」は、節度を持って接すれば人生がより豊かになります。

だけど、限度を超えると心理的にも身体的にも悪影響を及ぼします。

過食は身近な喜びへの依存から始まる

私の過食体験

とある中学1年生女子。少量だけど、普段から甘いものを食していました。でも、ある時期からストレスによって、大量のお菓子を食べるようになっていきました。

そのうち、甘いものを摂取するという行為に依存するようになっていき、お菓子の過食が続いていくうちに、肌はボロボロになり、体重はどんどん増えて行ってしまいます。

――これ、中学時代の私です。

私は当時運動部に所属していて、毎日肉体的にも精神的にもキツイ練習に疲れて、帰宅後は真っ先にお菓子を食べていました。

キットカット2枚とか焼きプリン一個とか、はじめはそんなもんです。晩御飯の時間は8時半だったので、6時半の帰宅~ご飯まで空腹を耐えきれなかったのです。

でも、ある時から部活内でハブられるようになっていって、私=ハブ子という事がクラス内でも広まって行って、次第に部活でもクラスでも居場所がなくなっていきました。

ちょうどそれくらいからです。

私は帰宅すると、「キットカット2つ」「プリン1つ」どころではなく、キットカットファミリーサイズ1袋分、お中元とかでもらう缶に入ったお菓子1缶分チョコホイップを塗った食パン1斤……こんなふうに、とにかく甘いものを食い漁るようになりました。気持ち悪くなっても食べ続けました。

私はそれまで身長154 CM 体重45 kg ぐらいだったんですが、半年以内に身長そのままで55 kg まで太りました。そのさらに半年後には59 kgにまで太っていました。

お菓子は立派な「嗜好品」

どうして私は甘いものに依存してしまったのでしょうか。
それは多分、当時の私にとって甘いものは、最も身近で、手軽に心を満たしてくれるものだったからです。その身近さと手軽さに依存してしまったんだと思います。

お酒やお菓子等、「嗜好品」(=摂取時の心身の高揚感など味覚や臭覚を楽しむ食品・飲料や喫煙物 ※Wikipediaより)が常に身近にあると、疲れた時、知らず知らずのうちに依存してしまいます。

「心の栄養源としての食事」は、このように私たちに簡単に癒しを与えてくれますがその手軽さゆえの危険性もはらんでいるのです。

だから、この類の食事は、欲しい時に欲しいだけ摂取するのではなく、ルールを課して摂取していかなくちゃダメだと思うのです。

【本題】ダイエットは流行りに乗らない

洋服やライフスタイルに流行り廃りがあるように、食事にも流行り廃りがあります。

今なら、糖質制限とかグルテンフリーダイエットが流行りみたいですよね。

ところで、流行って、なんでしょう?

私は、“流行”は人々に一つの指針を与えてくれるものだと思います。

「自分に合う洋服が分からない」と言う人でも、とりあえず流行りものを着ていれば、オシャレに見えます。

「どんな部屋に住もうか分からない」と言う人でも、ミニマリストに倣えば、そこそこ快適に生活できるでしょう。

「いつまでもキレイにイキイキしていたいけれど、どんな食生活が良いか分からない」という人でも、糖質制限をしてみれば、(医学的な視点は今回排除して)健康になった気になれるでしょう。

人生の様々な事に関する方針が決められない人たちに、明快で洒落たアンサーを与えてくれる――それが“流行”です。

でも、流行は、いつまでも続くものではありません。いつか流行は変わります。

流行り廃りに敏感でいると、流行りが変わる度に出費がかさむし、更に、結局自分は何を欲しているのか分からなくなります。

だから、自分が喜びを感じるものは何か。節約中にでも、多少なりともお金をかけたいと思える物は何か。それは、自分明らかにしていくしかないと思うのです。

【結論】価値ある「心の栄養源としての食事」を探し、ルールを決める

1. 自分の好きな嗜好品を認識する

自分が何が好きなのか、何にお金をかけているのか――ここからは、自分にとって価値のある「心の栄養源としての食事」を明確にする方法を紹介します。

  1. 1ヶ月間、食に関する全てのレシートを貯めてください。
  2. 1ヶ月間レシートを貯めたら、自分が何を買ったのか洗い出してください。
  3. 洗い出した食品について、(いい意味で)強く印象に残っているものをピックアップしてください。

……それがあなたが喜びを感じる食の嗜好品であり、心の栄養をキープするために少しばかりお金をかけてもいい嗜好品です。

2. 頻度を考える

さっきのステップでお金をかけていくべき食品が洗い出せたら、それをどれぐらいの頻度で購入していたかを明確にしましょう。

月1だったら、月に1回はこれにお金をかけようと、とりあえず決めましょう。

週に1回の頻度だったら、週一回はお金をかけていいと、とりあえず決めましょう。

ほぼ毎日購入していたということであれば、それは既に中毒状態であると言えますので「2日~3日にいっぺん」「4日にいっぺん」という風に少しずつその嗜好品との距離を置いていきましょう

3. その為にいくら出費する事になるかを把握する


お金をかける食の嗜好品と購入頻度が決まったら、次はその為に月いくら必要かを計算してみましょう。

もし、その計算結果を見て高いと思うのであれば、購入頻度を下げましょう。

4. 試運転をしてみる


お金をかけるべき嗜好品と、それを買う頻度予算感が決まったら、ひとまず一定期間試運転してみましょう。2週間から1ヶ月がいいと思います。

試運転の中で、自分の心と体にどんな変化があるかを気にしてみましょう。

試運転中に、もしかすると、その嗜好品は本当は必要でないものかもしれないだとか、もっと頻度落としても良いなとか、そうした気づきがあるかと思います。

そうやって気づいたことを蓄積しながら自分の好きな嗜好品との付き合い方の方針を徐々に固めていくのです。

気づいた頃には、きっと実効性の高い「マイルール」が出来上がっているはずです。